少しだけ悪いことをしたお話
日記ではなく昔話を少し
夫婦喧嘩をした
嫁が出かけ、一人になってもイライラが収まらないハピはあろうことにも物にあたってしまう
キッチンの壁を思いきり蹴った
無情にもたやすく壁の一部が破損した
表面のタイルをぶち抜き、中のボードが丸見え
縦横20センチくらいの穴
非常に焦るハピ
嫁には適当に転んだとか言い訳しておいた
問題は修繕だ
素人にはとてもじゃないが無理に思えたので業者に頼むことに
幸い、地震保険に加入しているので自事故や災害による建物の損傷は保険が下りる
保険会社の人には必死こいて転んでぶつかったと説明(嘘ついてごめんなさい)
保険が下りることになったので一安心
流れ的には
①業者さんに見てもらって工賃の見積もり
②保険会社に見積書提出
③保険金振込
④工事
⑤後日支払い※重要
保険会社の次は業者
修繕業者の人に見てもらう
ハピ(以下:ハ)「きれいに直りますかね?」
業者の担当営業野口(仮)さん(以下:野)「この程度ならばっちりですよ」
ハ「それは安心しました」
野「ただ、左手の食器棚が邪魔かもしれないので動かすかもしれません。なので作業員が二名になって料金がこちらに…(89000円)」
ハ「(別に俺の金じゃないし)大丈夫ですよ」
野「そしたらこちらで見積書を作成しますね」
修繕当日
野口さんとは別に作業員さんが二人来る
作業を見守るハピ
ハ「食器棚邪魔ですよね。すみませんね。」
作業員「別に平気ですよ。この隙間あれば動かさなくてもできちゃいます」
ハ「あ、そうなんすね…」
作業は無事終了
破損はまったくわからないくらいにきれいさっぱり直してもらいました
ただ一つ心残りはあるけど
後日
野「いかがでしたか?作業は問題なく済みましたか?」
ハ「えぇ、ただちょっとね…」
野「いかがされましたか?」
実はハピ、この野口さんに対してイライラしていた
この男、とにかく連絡がつかない
レスポンスが遅い
「見積書を作成しますね」のメールを最後に10日音沙汰なしなんてこともあった(挙句こちらから催促する羽目に)
営業としてどうなんだ?仕事なめてんのかこいつ
で、ちょっと嫌がらせしたろって気持ちでこう言った
ハ「食器棚を動かすから作業員が二人必要でこの料金って言ってましたよね?でも結局動かさずにやってましたよ。それでこの料金とるんすか?」
野「え、あ、ちょ…確認してきますので少々お待ちを…」
野「はい。確かに棚は動かしてないと作業員のほうが申しておりました…」
ハ「はい。それで、料金は?」
野「計算し直しました。この料金でいかがでしょうか(58000円)」
ハ「わかりました(3万円の臨時収入でダイソウゲン不可避www)」
嫁には報告せず晩飯おごる程度に済ませ、残りはポケットマネー
クレームってしてみるもんだね
家の壁をぶっ壊して3万儲けたってお話でした
ほな